幸せのかたち
「幸せのかたち」
或いは、具体的なhappinessとは、どんなものを思い浮かべるだろうか。
トルストイは、不幸のかたちは様々にあり、一方で幸福のかたちはいつも似ているとして(かたちというか家庭について)触れている。
幸せというものは、「今」というその瞬間に生きていて、その具体的ありよう全体を掴みきって、凍結保存できないし、そのまま再現も二度とできないと思う。だから、例えば小確幸といった、幸せのパーツや記憶からその全体を想起したりする。
今は冬だから、雪降る帰宅道の後のお鍋とか、ぽかぽかお日様で干した温もりのおふとんも、一つの幸せのかたちかなと思い浮かべる。
最近ノートを1冊買った。
私にとって、このノートが、ひとつの幸せのかたち、そこから零れ落ちた幸せのパーツだ。
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文字にならない「今」の記憶が降り積もって
愛情を育みたい。