眼底出血、硝子体出血の経過(その2)

1/11の日記(眼底出血、硝子体出血の経過(その1))
http://d.hatena.ne.jp/masasan/20060111
の続きです。
 
視力検査、散瞳剤点眼、網膜(眼底)観察は、どの病院でも毎回行いました、また眼圧測定も頻度が高いので省略します。
 
★11月28日(月)N病院
・超音波検査
・眼底写真
・眼底観察時、観察用コンタクトも使用
結局はっきりした説明が受けられなかった。
ただ、網膜剥離の裂孔であれば至急手術が必要だけれど、そうではないので様子をみようとのこと。
視野検査を12/5に予約。
処方薬は毛細血管止血用にか、アドナ30mg毎食後。
こののち、N病院をやめ1/18にI病院に入院するまで毎日3回飲み続ける。
 
★12月1日(木)N病院
・超音波検査
・視野検査(ゴールドマン)←予約分をこの日に検査
症状が出てから、左目の左の視界が毎日10度づつ見えなくなっていった。
(毎日同じ条件で視野を確認した。見えない境目は明確なので視野角も分かった)
じわじわ、そして確実に見えなくなっていくのはとても不安。
緊急を要すと思い仕事を休んで予約をせずに、来院。
因みにこの病院、3時間4時間待ちは当たり前。
部長先生は休診なので、若いA先生のみの診察。
超音波検査で、眼底の血液が前回より大きくなっていることが説明されるが
「治る前に一端大きくなることもありますから」なんてこともチラッと言っていた。
コレは初診時からそうなのだけど、普段どういうことに気をつけ生活するべきかなど質問を積極的にするけれど、「激しい運動は避けてください」くらいで、こちらが満足に達するまで答えてくれない。
仕事でモニターを見ていますが大丈夫ですか?バイクに乗っても大丈夫ですか?
「大丈夫です」と答えると、こちらがまだ質問を思い出しているうちに「では、また次回…」となる。
きっとお医者さんも診断がまだつかないし、説明を明確にできる段階でないのだろう、他の患者も沢山居るし、と自分を納得させる。
 
★12月3日(土)G病院
・超音波
・眼底写真
N病院の話は、職場でもあまりよい評判ではなかったし、自分自身も不安だった。
けれど、はじめに部長先生にも眼底を見てもらい今後もサポートしてもらえるのだろうと思っていたので、基本的にはN病院に通い続けようとは思っていた。けれど、やはり周りからは他の病院にも見てもらったほうがよいと言われたし、自分でも不安は大きかったので、この日G病院に行った。
既に、この日に至ると視野の中心部分も見えなくなり始めていた。
不安だし、憂鬱。物事が冷静に判断できないし、何事も手につかない。
ネットでこの日の診察を行っている、有名な病院があったので行ってみることになった。
受付までいくと、ネットで見ていた受診時間は他の所在地の病院であり、そのG病院では午前中のみの受付だということだった。失敗したなと思っているときに、ふと視界に変な残像が出てきた。
なんだコレと視線を、移していくと、どうやら目の中で出血し始めているということが分かった。
やや、冷静さを失って「すいません、今出血がはじまりました。救急でもいいので診てください」と受付の人に言う。今、客観的に思うとすごいワザとらしい。
今日は受付終わりです、と言われてキョロキョロしたかと思ったら「今、出血しました。だから診察して」みたいな。でも本当だったんです。
すごいあせりました、どんどん目の中では血が噴出してくるし、血の流れが渦巻いてきます。
結局、2,3時間ほど待って二人の先生に診てもらうことになりました。
その間こちらは不安で体が石のようになっているのに、看護師さんからは一言もアドバイスもなくむしろ何で時間内にこないんだ的な感じで、なんかイヤミも言われました。
私としては診察までどんどん血が出てくるので、視線を余り動かさないほうがよいのかとか頭も固定しておくべきだろうと、どう対処すべきか診察が始まるまで緊張して集中してなるべく動かず、ジッとして、他に誰もいない待合の長椅子にポツンと座っていました。
こういうときも、最初の数分で状況を理解してしまうと客観的には普通に見えるくらいに落ち着いてしまうので、そういうことはコレまでの人生でも幾つか不利だったような気がする。精神的にすごく辛くて参っていても、通常の対応ができるししてしまうから、自分の内に抱え込んでしまう。(これ余談なので、書かないほうが文章として分かりやすいんだけど、書いてしまおう)
ちなみに、この日はこんなことを書いていた
http://d.hatena.ne.jp/masasan/20051203
 
この日見てもらったのは女医さんと若い男の先生。
若い男の先生は、爪が長くてまぶたを開いてる時とても痛かった、開いているだけで涙が出たし。まだほやほやで下手だったんだと思う。格好はつけていたのだけど、節々でわかった。
女医さんも若いのだけど、わりと落ち着いていてきれいな人だった。
とても余談だけど(日本語変ですハイ)、眼科関係はお医者さんも看護師さんも女性の外見レベルが結構高い気がする今日この頃。
というところで落として(?)また近いうちに、続き書きます。
<つづく>