2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『神、人を喰う』

信頼【★★★☆☆】 読易【★★★☆☆】 意義【★★★★☆】 読書メモ:文章に魅力がある神、人を喰う―人身御供の民俗学作者: 六車由実出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2003/03/30メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 42回この商品を含むブログ (13件) を見る現在、地球で…

汝、自身を…

年の初めに、神社に行ってきた。 人が大勢いるところは苦手。ちょっと足を伸ばして縁のありそうなところに行ってきた。 雪をさくさくと踏み進み、池の鳩が氷の上で滑ったりしているのを見たりして。 ちらほらと参拝の人。 すれ違いつつ、滑らないように気を…

『Shepherd Moons/Enya』――冬に聞く音楽なら

評価【★★★★☆】シェパード・ムーンアーティスト: エンヤ出版社/メーカー: WEAミュージック発売日: 1991/11/10メディア: CD購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (96件) を見る中学生の頃、小さな塾に行っていた。そこに頭の切れが鋭いけれどものすご…

季節の音楽

今年の冬はいつもより寒いように思う。体が弱っているからだろうか。 季節の料理や季節の花なんてものはあるけど、季節の音楽というのは寡聞にして聞かない。 好きな季節は?と聞かれれば冬と答えるだろうか。 春から感じる物事の芽吹きのチカラのようなもの…

一次情報、文字文化

『共感覚者の驚くべき日常』P83には「考えるのをやめよ」とカンディンスキーさんの引用がされている。 大切なのは、自分の目で捉え感じ、そのものをそのまま・ありのまま経験するということか。 以前読んだ中沢新一さんの本で、シャーマンの弟子になったとき…

『共感覚者の驚くべき日常』

信頼【★★★☆☆】 読易【★★★★☆】 意義【★★★★★】 この本からいくつもの示唆をうけ、私のノートには多くの読書メモが残っている。共感覚者の驚くべき日常―形を味わう人、色を聴く人作者: リチャード・E.シトーウィック,Richard E. Cytowic,山下篤子出版社/メーカ…

脳と意思

先日、グリア細胞など先端脳科学を研究されている方の講演を聞いてきた。 話はわかりやすく、またいろいろと面白いトピックスはあったけれど、そのうちの一つに人間の意志が脳に及ぼす影響について触れていた。面白さや積極性がシナプス刺激となり、つまりは…

『羊皮紙に眠る文字たち―スラヴ言語文化入門』

信頼【★★★☆☆】 読易【★★★★☆】 意義【★★★☆☆】 自分の読書記録によると、ラテン-カトリック・プロテスタントとキリル-正教などと「宗教や政治によって文字選択」とメモが残っている。羊皮紙に眠る文字たち―スラヴ言語文化入門作者: 黒田龍之助出版社/メーカー:…

キリル ヽ( ゜Д゜)人(゜∀゜)ノ

ネットの上ではそれなりに氾濫している、このような文字列。 ズサ━━━━⊂(゜Д゜⊂⌒`つ≡≡≡━━━━!! とりわけ"Д"の部分。これはキリル文字と知っている人も多いだろう。しかし、キリル文字自体については、どのような知識をお持ちだろうか。