夏期停電を防ぎたい

〜 実現できたら、それは奇跡に近い 〜
夏季停電を起こさないこと
それによる日本ブランドの再認識

甚大な被害を蒙ったこの震災から。
立ち直るひとつの明確な方向性は、経済活動の回復。
そのため、ひとつの目標・シンボルとして今夏の計画停電・大停電を防ぐことをみんなで取り組んだらどうだろうか。
それぞれの立場、それぞれの役回り。出来ることに働きかけていけないだろうか。


停電もそのひとつの現れ。
その意味では、回復の前にその傷口を拡大させない事の意味が深い。
電力供給について
医療機関の停電除外、今は難しいとの記事がある。
これは深刻な状況だ。手術が行えず酸素供給が出来なければ、救える筈だった命が、電気がないために、救えない命になってしまう。

  • 多くの労働者が失職せず、津波被災地や原発避難者が路頭に迷わないように

〜経済活動の停滞を招かず、社会の仕組みを継続的に〜
私の知っている大企業でも、24時間稼動の炉を落とすことによる損害、データセンターの稼動停止、半導体プロセス停止など。
連続運転が必須・前提の部分が停止してしまうことの影響たるや、聞くに耐えず書くにも恐ろしい。連続稼動プロセスは停止や、再起動に数時間から数日かかる。


大企業の経済活動は、直接被害だけでなく間接的な経済的影響が広範にわたる。直接雇用している労働者のみならず、下請会社、取引会社、その労働者。また彼らを顧客にする店舗。輻輳する影響が経済活動低下のスパイラルを招きかねない。


  • 今のうちに周到な準備対策を

春になって、計画停電は収まりを見せている。
今のうちに
夏期需要に向けて、なんとしても停電をおこさない為の知恵をみんなで振り絞ろう。
準備をして夏を迎えよう。


実は先週末、仕事上で影響を与えうる約0.1万kW/hオーダーの電力について2日かけてreportを作って上司に報告した。反応が芳しくないけれど、より実現可能な働きかけを考え、続けたい。


電力について、整理・確認・対策を別項に追記します。