箱の中、あるいは扉のむこう

ほんとうに、それが在るのか。
それとも在ったのか。


ふつうに暮らしをして
お金を稼ぐだけならいらないから
あたかも無かったかのように


それなら、無くてもよいのではないかとか
考えてみるのだけれど
とてもとても大事なものなので
なくなってしまっては途方に暮れてしまうから


たまには、箱から出してあげて
あるいは、向こう側に行って
確認して、自分が自分であることを確認しなくてはいけない
これは、そんなメモ。