ついでに紹介。

いつも僕のなかは光
ピアニスト梯剛之さんとは、同じ保育園だった。
彼は生まれたときからほぼ両の目が見えない。お絵かきの時間に、隣でグルグルとクレヨンを出鱈目に書いていたので、クレヨンと手を上から握って一緒に描いたな〜などと思い出す。もうその頃からピアノが上手くて、保育園の先生よりピアノがうまかった。
この本は率直な語り口で、後半ではピアノの鍵盤のタッチなどについても描かれているので友達にも貸してあげた。
全盲で中学から欧州に渡って勉強と演奏活動をしていったのはとても大変だったろうと思う。作曲などもしていたようなので、彼の作る和音を聞いてみたいと思うしまた演奏もさらに個性を磨いていって欲しいと思っている。
高校のころコンサートのお誘いがあったのだけど、日にちの都合がつかず残念ながら行けなかった。最近はチケット入手も難しいそうだけど、そのうち行きたいな。