ノードグラフとMDS

方向性は違いますが、ノードグラフ(グラフ配置?)のリンクを昨日メモしたので。
http://d.hatena.ne.jp/masasan/20060411
グラフ理論(Graph Theory)という言い方は、数学的にもっと一般化されているイメージなので今は、ノードグラフという言い方がいいのでしょうか。(全然知らない)
 
2000年過ぎ頃にもWEBの視覚化がちょっと流行っていたと思うのだけど、mixiのユーザ相関図を最近みかけ、調べてみるとdel.icio.us もTouchGraphを利用できるよう。
web2.0と相まって、また少し流行りそうな兆し。
 
同じようなことをnMDSでも当然できるので、はてなbookmarkersで試してみたわけです。
ノードグラフは(詳しくは知らないけど)隣接nodeとの斥力などを使って、図を構成するのだろうと推測するのですが、MDSでは(graphの言い方で言えば)すべてのnodeとの斥力を判定します。
グラフに比べると非効率に思えますが公平(すごく曖昧な言い方)と言えるかもしれません。
 
例えばMDSでは、類似度データさえあれば地図の再現もできたりします。
各都市の緯度経度情報のない、相対距離データから地図を再現することも可能だったりします。
ノードグラフでは上のエントリのような図の再現は得意ではないのだろうと思います。
可能かどうかも知らないのですが。